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トップメッセージ

私たちは1989年の創立以来、変化し続けるデジタルの世界において一貫してサービスの革新に取り組んでまいりました。

そして2024年度はERPパッケージ化された新NDK基幹システムの使用開始を迎えます。
今後、各企業はERPパッケージ化が進み、独自開発の減少、更には更新周期も長くなる事が予想されます。これは世の中全体の流れであり、今後変わることはないと考えられます。そのため今まで20年にわたり親会社である日本電設工業やグループ会社の基幹システムをスクラッチ開発を中心に行ってきた情報システム子会社の役割や仕事のやり方が変わる時期に来ています。したがって、これからの時代にマッチした体制をどうすべきか検討し、日本電設工業の情報子会社から技術パートナー企業へと変革していく必要があります。

セキュリティにおいても、新しい時代に即したアプローチが求められています。SDNを用いてのネットワーク構築、ゼロトラストなどの最先端の手法を活用し、デジタルトランスフォーメーションの一環として、お客様のビジネスに更なる信頼性とセキュリティを提供していきます。
また、AIをはじめとしたICT技術が急速に進歩、普及してきている現在、システム開発の上流から下流まで、アプリケーションとインフラの両方に対応できるという当社の強みを生かしつつ、さらに生成AIを自社の業務に応用してみるなど、最新技術にキャッチアップしていかなければなりません。

日本国内で物価や賃金が上昇傾向にある一方で、労働人口の減少やICT技術者の需要の増加により人材確保が難しくなっている現在、優秀な人材を確保するために採用活動を工夫したり、ICT企業にふさわしい環境・処遇の実現を目指していかなければなりません。

このように当社は今大きな転換期を迎えています。これからの時代に適応した体制を構築し、働き甲斐のある新しい時代のイッツを作っていきます。
ビジネスの未来は変化に満ちています。私たちはお客様に価値あるサービスを提供し、デジタル時代のリーダーシップを発揮していく所存です。

感謝の気持ちを込めて

NDKイッツ株式会社
代表取締役社長 楠 重範